20110913

その時テレビは…

午後9時37分、僕はテレビに別れを告げることを決めた。何の未練もないと思っていた。
でも、「このコンセントを抜いてしまうと、もう挿すことは二度と無いのか…」などと考えると、思いがけなくセンチメンタルになってしまい、2分ほどためらった。
別れを切り出すのはどんな場合でも辛いものである…


それを押し入れにしまったあと、椅子に座ってしばらくぼーっとしているうちに、自分が深い解放感のようなものに包まれていることに気づいた。
それは長期に渡る仕事を終えた時や、面倒なごたごたを解決したときに感じる気分に似ている。

とても意外だった、好きな番組はたくさんあるし、好きな芸能人もいるし、自分が必要だと感じていたから置いていたはずのに、それを部屋から排除しただけで、そのような充実感にも似た気分を味わえることが…

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